お絵描きのブランク

久しぶりにお絵描きをしている。

最近は描くたびに「久しぶり」って感じなので、毎回自分の絵の下手さにびっくりしてしまう。

「以前はもっと上手く描けてたはずなのに」みたいな感覚。

実際に以前描いた絵を見返してみると、「上手さ」に関しては今と別段変わりないので、単純に自分の実力の程度を忘れているだけなのだけれど、コンスタントに絵を描いていた時期には抱きようがなかった過信や慢心を、今の自分は持ってしまっているらしい。

何もしていない人間ほど根拠のない自信を持ってしまいがち、みたいな話なのかも。

げんなりするなぁ。

コンスタントに描いていた時期は今よりも描きなれていて、クオリティの高いものを描くことができた。

しかし、それは毎回クオリティの高いものを描けたという話ではなく、むしろ全体的には低い中で、たまたま実力以上のものを描けたことがあったというだけの話だ。

それを思えば「以前はもっと上手く描けていた」という感覚は間違いとは言えないけれど、正しくもない。

スポーツで言えば、かつての自己ベスト記録を自分の平均記録だったと勘違いしているみたいな話。

なんでそんな勘違いをしてしまうのかといえば、単純に自分の実力を忘れているから。当時の労力を忘れているから。ブランクをブランクと思っていないから。むしろ「人生経験」みたいな曖昧なものを根拠に「以前より上手くできるはず」と自分を過信し慢心しているから。

当時のことを思い出せば、実力の勘違いに気付くことはそう難しくもない。過信も慢心も、それに根拠がないことに気付ければ修正は可能だ。しかし、ブランクは「気付き」では乗り越えることができない。ブランクを埋めるためには時間を費やすしかない。ブランクを乗り越えるには、時間を費やす間、衰えた自分自身と向き合い続けるしかない。

それは、単純にしんどいことだと思う。

大変だね。


それっぽいものが描けたら、クオリティ関係なく楽しいんだよな。

そういうのを忘れないでいきたい。

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